いや~暑い・・・。こう暑い日が続いてくると、私はふと昔の嫌な事を思い出す。
実は、私がこの業界に飛び込んだのがちょうど夏に差し掛かる頃だった。
今では、お仕事として受け入れているが、当時の私は好きで入った業界ではなかった。
そんな思いもあり、自分の容姿というものに、全く頓着がなかった。
平気で、すっぴんで外を歩き、好きなものを食べ、ぶくぶくと太っていた。お恥ずかしい話、今で言う、ニートとしか言いようのない容姿だったのだ。
今から思うとただまじめな性格と言うだけで、よく面接に受かったなとすら思う程だ(笑)
そんな私は、まずお化粧というものを教わった。
おかまちゃんに・・・。
おかまというのは失礼かもしれない。とても綺麗な男性従業員だ。
さらさらの髪に整った顔立ち・・・惚れ惚れする程の綺麗な肌。
しかし、うるさい。『そんな事してたら、肌があれるわ!』『綺麗さならあなたには負けないわ』などなど・・・
ま~そんなおかまちゃんの話はおいておいて・・・
その頃から自分の容姿というものに関心を持ち始めた。というよりもお客様に失礼だと感じ始めたからだ。
自分で言うのもなんだが、バカがつく程のまじめな性格でお客様にいくら必死に接客しても、やっぱりこの容姿ではいい顔をされない・・・
真剣に(自分なりに)考えた結果、ダイエットなるものをしなくては!と暑苦しい体を奮い立たせた(笑)
しかし、元々容姿に無頓着な私。生まれてこの方、ダイエットなんて考えた事がない。
中学生の頃病気になるぞ!と脅されたが、他人に迷惑がかかるものじゃないし。と深く考えた事もなかった。
しかし、これも女の目覚めというヤツだろうか?なんだか、今しなければいけないという使命感にかられた。
そこで安易に考えついたのが、サプリメント!という代物だ。
お腹の調子を整えて、綺麗に痩せたいところだけ痩せられるというセリフをこれまた安易に信じてしまった。(当時サプリメントが出始めた頃でこれまた新鮮に見えた)
それでもなかなか痩せない(当たり前だ)
でも1度信じた仲ではないか!としつこく関係を続けた(笑)
結果!なんと!20キロの減量に成功!まるで別人への変身を遂げたのだ。しか~も!デブ時代はいくらあっても困り果てていた胸もカップは落ちずに、逆にあがった!ウエストも生まれて初めてくびれと呼ばれ、一重だと信じ込んでいた目も二重に・・・
信じがたい出来事だが、すべて真実だ。
信じる者は救われる・・・とはよくいったものだ・・・(ダイエット法を知らなかっただけだろ!)
そこで心配されるリバウンド・・・
はい!一切ありません!
デブ(皆様は気を使って、ぽっちゃりと表現して下さっていました)
時代との違いは、身に染みて気づかされました・・・。
夏の体感温度が明らかに違う。
もうあの夏には戻りたくないと心に誓う今日のまりあでした。