元イメクラ嬢まりあ☆風俗店経営日記

　なにより女の子にとって良いです。

　だって、女の子のペース配分もしてあげられるのですもの。女の子も人であります。連チャンなんてだいたい３本くらいが限度です。休憩ってものが必要なんです。いくら稼げても、休憩がなければ女の子は潰れてしまいます。

　２日で、６～８万稼ぐのか、無理して１日で６～８万稼いで、２～３日体調を崩して休んでしまうのか。という処です。

　確かに、稼げる事に越した事はないですが、無理をして体調崩してしまったら、トータルから考えてしまえば、損をしてしまう事になってしまうのです。もちろん、何か理由がある場合は本人に確認したうえで稼ぐ事は可能ですし、目標があるならば、それに合わせてあげる事だって可能なんですから。

　働く女の子にとっては、お店が忙しいのは、とても良い事です。

　それは、スタッフ、経営者にとっても嬉しい悲鳴です。

　彼女達に選んであげる事が出来るのですから。

　選んであげる。と言うとなんだかいやらしい言葉に聞こえますが、例えば本番系のお客様や、泥酔のお客様に対してです。

　『オプションは～』とか『本番は～』などと、さりげなく聞いてくるお客様をお断り出来る。これが１番です。さりげなく聞いてくるお客様程、ないならないでいいです。などといいつつも、女の子にも交渉します。その交渉自体が女の子の心を疲れさせてしまう原因なのです。

　うちの目標は、本番強要０！です。

　本番は一切ありません。って言うのは簡単ですが、本番強要を失くすのは難しいものです。でも、やります！（嬢にも出来る！本番強要をさせない方法はまた機会のある時に！）だって、本番強要ならず、交渉さえ心が疲れてしまうのは、私は痛い程経験させて頂きました。と言うのも、お客様を接客する。その事自体、とても緊張を強いられるものなのです。それは、何年経っても変わりません。どんな経験者だろうが、知らない男性と２人きりになって傷つかずに帰ってこれる保障はどこにもないのですから。と言うとなんだか、働いている女の子への脅しに聞こえてしまいますが、実際そういう心の動きはあるのではないでしょうか？

　私はそうだった様に思います。だから、そんなニュアンスで本番、又は本番を連想させる言葉を口にしてほしくはないのです。

　その他にも、プラスな事では、彼女達のプレイスタイルとお客様のニーズを合わせてあげる事も出来ちゃいます！もうそれは、スタッフの腕にかかっています！

　嬢だって、自分のプレイスタイルに合っている方が楽に、そしてお客様も喜んで下さるでしょう？基本は同じですが、それぞれの売りは違います。（十人十色です。）それを見出してあげられれば、出来る本数だって変わってきちゃうのが本当の処です。１本でも凄く疲れてしまったり、３本やってもなんだか楽だわ。って思ったりする事ありませんか？よく考えれば、体調がどうとかではなく、お客様によってだったりしませんか？

　ん～と。ま～。そんな話で、忙しい時期に女の子がいくらいても足りないなんていう事もちょっとだけ良い話です。

　でも、お客様には申し訳ない事もしばしば。すぐに！と言うお客様に対応できないのも、現状なのです。昼間のうちに予約で埋まってしまったり、前日から予約して頂いている方も多い為、せっかく、お電話下さっても、なんとも・・・。

　待っていて下さいね～！本当にぞくぞく新人さん入店中ですっ！私達スタッフも嬢もそしてお客様も！皆様の嬉しい悲鳴になる様に、頑張りますっ！！